EZURIKO CHブログ

誕生日をたくさん重ねたからって挑戦をやめることはない!

日本建国史 小名木 善行

ある政党の話を聞いていたら、その関連でこの本に辿り着きました。

https://a.r10.to/hU8PHh

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外国人から、日本人はどうのこうのと言われることもありますが、世界に誇れる文化を持ってることを知る方ができました。

震災、新型ウイルス……非常時でも行列を乱さない日本人の行動の理由がわかりました。

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日本人として生まれてきたのであれば、必読の一冊です。印象的なことをメモしてみました。

外国人からとやかく言われる筋合いは全くありません!

 


■第1章 日本のはじまり

 

そもそも基準点が無いと何が問題なのかわからない(情報に踊らされるな!)

 

世界四大文明より3万年も古い時代から日本では文明を築いていた(新石器時代

 

縄文人弥生人 別民族説は虚構

 

稲作、古墳、土器、人 は日本から

朝鮮半島に伝わった(逆はない)

 

縄文時代には人を殺す文化が無かった

(当時の武器が発見されていない)

 

武器を持った中国人が日本に入ってきた弥生時代には縄文時代より貧しくなった

縄文人の衣装の研究 より)

 

諸外国の王朝 →自分たちだけ贅沢

天皇     →民衆の幸せが大事

末端にいる民衆こそ宝

 

天皇(神話より)

天から降りてきた天照御大神を祖先とする世界最古の君主

 

日本の初代統治者となった神武天皇

キリスト紀元前660年2月11日

世界で最も古い王朝

 

天皇は権威はあるが権力はもたない

民衆の代表が政治権力を行使する

 

初代天皇神武天皇は統制管理機構としての都を作り米を備蓄

災害時には日本全国助け合い安心して生き残れる共同体を作った

これが我が国の建国の経緯と理念

世界には類例のない素晴らしい歴史

 

崇神(ずじん)天皇時代

神社等を初め家庭にも手洗い場が設けられるようになり衛生的な環境になって疫病の被害は緩和され人口の過半を失うようなことはなくなった(疫病を克服)

 

日本を建て直し高レベルな文化普及のため「日本書紀」「万葉集」が作られた

 

建国の歴史を教えない不思議な国日本

何故か日本で教えられない神話を米国が義務教育で教えている

文科省何してる?

 

聖書を除けば日本書紀は世界最古の教科書(戦後GHQにより禁止された)

 

日本は戦後連合国に占領され主権がないような不平等な状態

 


■第二章 日本の形成

 

聖徳太子

ワガママ身勝手な他国を責めず自分達が秩序ある良い国となるよう冠位十二階の制度と17条憲法を作った

 

17条憲法(役人が守るべき道徳的規範)

仲良くするだけでなく身分上下なく議論して問題を解決しよう

私心を捨てて真面目に働こう

礼儀を忘れず嘘つかないで約束は守れ

他人の悪口を言ったり嫉妬したりするな

善人には褒美を与え悪者は罰せよ  

他人の考えを尊重しろ(押し付けNG)

など

 

本来あるべき日本人の姿

決める時、行動する時は皆んなで

明るく楽しく協力し合う

 

女性の規定

ギリシャ神話

美しく賢いが男を苦しめ恥知らず

・日本

命を創り出せる神に最も近い存在

立場は対等で協力し合う

 

日本書紀には女性蔑視や差別の概念はない

 


■第三章 日本文化の生長

 

大化の改新は百年後もなお続いた

(改革には時間がかかる)

中央集権のための制度作り

・公地公民

・戸籍作り→土地を与えそこから納税

 

日本では8世紀頃には里親制度が開始

(外国と違い社会から排除しない仕組み)

同時期の西洋では病院、教会、奴隷商人などが引き取っていた

13世紀には孤児をかくまった場合の罰則まであった 

 

日本の根幹

民を守り公と私のけじめをつけること

それを個人の欲望で奪おうとする人は処罰されてきた

 

平安時代は死罪になる人がいなかった平和な時代

 

薬子の変(くすこのへん)がきっかけで社会や宮中の秩序の大切さが再認識される(宮廷内で不倫→利用し政治介入→処罰)

 

公地公民→墾田永年私財法により力のある者が私有地を増やし勢力を持つ

 

桓武(かんむ)天皇始祖とする平家は西日本一体に勢力・財力を築き朝廷に入り込む

 

嵯峨天皇は子沢山で財政逼迫の為「源」の性を与え自活させた(源氏)

文武両道に秀でて人格重視の風潮が生まれる

犠牲をいとわない意味の「義」が名前に多用される

 

「財」重視の平家が滅び

「人格重視」武士道の精神を大切にしてきた源氏が長期政権を築く

 

源氏武士

庶民のために身分があり義をいとわない

 

【武士道】(時代により概念は変化)

武士道は仏教、神道儒教を淵源としており、実践を重視する道徳体系である
義=正義、卑怯や不正をしないこと
勇気=勇敢さ、忍耐強さ
仁=仁愛、哀れみ、同情など最高の徳
礼=敬意、思いやり
誠=誠実さ、正直さ、言葉の重み
名誉=武士という特権的階級や「家」と結びついた精神(ノーブレス・オブリージュ
忠義=主君に対する忠誠

 

皆が豊か→自分も豊か

富は世の中の富であり人々の為にある

という考え方が日本の文化

 

昔から言われている。

「人は、本当に好きな人とは一緒になれない」

神々が人に与えた試練?

 


■第4章 日本の中興

 

壇ノ浦の合戦

矢を撃たれまくって敗退寸前の源氏は潮流の変化に乗じ平家の漕ぎ手を射るよう指示(卑怯だの言ってられない)

船を突撃させ得意の接近戦 平家滅ぶ

 

琵琶法師の語る平家物語

1話2時間 12話で完結(24万字)

厚手の本2冊くらいの文学作品が13世紀頃出来ていた(日本はすごい)

 

「大切なものは隠す」日本文化の根底

本物は別で表に出すものはレプリカ

和歌は隠された思いを察する など

 

上(態度)の立場→言いたいことを言う

下の立場→言えないで我慢する

→無用な上下関係が生じ世の中不幸になる→皆でチョットずつ我慢→上も下もないあたたかな文化

 

七五三(平安時代

昔は成人する前によく死んでしまうためやっと3歳・5歳・7歳になってくれて成人出来そうということで始まったお祝い

 

義経静御前の子は多分殺されていない

「出来る人」というのは

上司の考えを察して自分の責任で行動できる人(安達清常を遣わした)

 

命令だから、と感情もなくただ人を殺す痴れ者は鎌倉武士にはいない

(江戸時代でも鎌倉武士は武士の規範)

 

元寇襲来

反対されながも日本を守る為に闘うことを決意した北条時宗

強大な国に勝った

 

1回目 日本が予想外な抵抗をしたため撤退(嵐ではない)

2回目 14倍の敵相手に挑む

敵は台風で14万→2万まで減り残兵は逃亡又は捕虜

 

捕虜は処刑

相手が苦しまないよう首を刎ねる

なぶり殺しのような残虐なことは日本人はしない(日本人は後に供養までしている)

 

元寇により武家の信用が格段に増しその後約700年超武家政治が続く

武家は誇り高い志士という認識を日本人の心に刻む事件となった

 

日本に手を出した国は必ず滅びる

 

(江戸時代の税)

職人は技術で税を払った

板前は料理の提供

大工は城や寺社の修繕など

腕を磨き世界最高峰の技術を持つ

(和食・建築物)

優れた日本の文化

 

今の日本は建国以来の危機と言われている。日本本来の形を常識化することが大事。

 

アジアが白人に支配されなかったのは日本人の功績